NY金(中心限月、日足)

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デンマークの金融機関サクソバンクでコモディティ戦略責任者を務めるオール・ハンセン氏は、2月24日に発表したリポートで、金相場は今後、FRBの金融引き締めに対する「タカ派」姿勢が強まり、米ドルが一段高となる中、「次の下値支持線である1オンス=1788ドル付近まで下落する展開が視野に入ってきた」との見方を示しました。

同氏はリポートの中で、強い米経済指標を背景に、FRBのターミナルレート(政策金利の最終到達点)の予想が切り上がり、その後の利下げ時期も先延ばしになったと指摘。「ドルと逆相関の関係にある金価格の下押し圧力が強まっている」と述べております。

半面、2023年は景気後退懸念や株式市場の調整リスク、各国中銀など公的機関の旺盛な買い需要により「貴金属市場にとって有利な相場展開が期待できる」との見方を示しました。

 

 

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