シカゴ主要3穀物のネット・ロング

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米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のシカゴ主要3穀物(コーン、大豆、小麦)合計のネット・ロングは5月21日時点で前週比2万8165枚減少のマイナス9万9331枚と、5週ぶりに減少に転じております。38週連続でネット・ショートを維持。

銘柄別に見てみると、シカゴ・コーンのネット・ロングは前週比4万2051枚減少のマイナス4万1827枚と、5週ぶりに減少に転じ、再びネット・ショートに転じております。

内訳をみるとロングは同4497枚減少の33万2720枚と、3週ぶりに減少に転じた一方、ショートは同3万7554枚増加の37万4547枚と、5週ぶりに増加に転じております。

前週は昨年8月8日時点以来、40週ぶりにネット・ロングに転じておりましたが、米中西部で概ね作付に適した天候が続くとの予報が出ていることから、改めて売り圧力が強まっている模様。ただ、ロシア産小麦が霜害の被害に見舞われている上に、南米の天候不順も続いており、ヘッド・ライン次第の値動きが続きそうです。

シカゴ大豆のネット・ロングは前週比2万0993枚増加のマイナス4万4982枚と、増加に転じました。ただ、22週連続でネット・ショートを維持。

シカゴ小麦のネット・ロングは前週比7107枚減少のマイナス1万2522枚と、5週ぶりに減少に転じております。85週連続でネット・ショートを維持。

なお、5月27日はメモリアルデーの祝日のため、米農務省(USDA)が毎週発表しているクロップ・プログレスは1日順延されて28日に発表予定となっております。

 

 

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