シカゴ主要3穀物のネット・ロング

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米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のシカゴ主要3穀物(コーン、大豆、小麦)合計のネット・ロングは5月28日時点で前週比7398枚増加のマイナス9万1933枚と、増加に転じております。ただ、39週連続でネット・ショートを維持。

銘柄別に見てみると、シカゴ・コーンのネット・ロングは前週比9805枚減少のマイナス5万1632枚と、2週連続で減少。2週連続でネット・ショートになっております。

内訳をみるとロングは同5183枚増加の33万7903枚と、増加に転じた一方、ショートは同1万4988枚増加の38万9535枚と、2週連続で増加。今週は米中西部で雷雨などの予報が出ており、作付作業が停滞するとの見方がある一方で、降雨により作物の生育環境が上向くとの見方も出ております。

シカゴ大豆のネット・ロングは前週比1万9074枚増加のマイナス2万5908枚と、2週連続で増加。23週連続でネット・ショートを維持。南米産の潤沢な供給が上値を抑える一方で、コーンと同じく作付進捗率が引き続き注目されます。

シカゴ小麦のネット・ロングは前週比1871枚減少のマイナス1万4393枚と、2週連続で減少。86週連続でネット・ショートを維持。ロシアの天候不順を巡る情報に左右される展開が続きそうです。

 

 

 

 

 

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