シカゴ主要3穀物のネット・ロング
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米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のシカゴ主要3穀物(コーン、大豆、小麦)合計のネット・ロングは6月4日時点で前週比9万8110枚減少のマイナス19万0043枚と、減少に転じました。40週連続でネット・ショートを維持。
銘柄別に見てみると、シカゴ・コーンのネット・ロングは前週比6万8301枚減少のマイナス11万9933枚と、3週連続で減少。3週連続でネット・ショートになっております。
内訳をみるとロングは同1241枚増加の33万9144枚と、2週連続で増加した一方、ショートは同6万9542枚増加の45万9077枚と、3週連続で増加。米国産コーンの作付が順調に進む中、再びファンドの売り攻勢が強まっている模様。
シカゴ大豆のネット・ロングは前週比2万6081枚減少のマイナス5万1989枚と、3週ぶりに減少に転じております。24週連続でネット・ショートを維持。
ブラジルで税額控除の規則が強化されたことを受けて米国産の需要が増加するとの見方がある一方、米国産大豆の作付が順調に進む中、上値の重い展開が続いております。
シカゴ小麦のネット・ロングは前週比3728枚減少のマイナス1万8121枚と、3週連続で減少。87週連続でネット・ショートを維持。米国で春小麦の収穫が順調に進んでいることに加えて、ロシア産小麦の価格下落が相場を圧迫する中、5月29日から9営業日続落中となっております。
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