シカゴ主要3穀物のネット・ロング
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米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のシカゴ主要3穀物(コーン、大豆、小麦)合計のネット・ロングは7月16日時点で前週比1万1509枚減少のマイナス43万6386枚と、4週連続で減少。46週連続でネット・ショートを維持しております。
銘柄別に見てみると、シカゴ・コーンのネット・ロングは前週比1125枚増加のマイナス23万8816枚と、4週ぶりに増加に転じました。ただ、9週連続でネット・ショートとなっております。
内訳をみるとロングは同1411枚減少の30万7784枚と、4週連続で減少した一方、ショートは同2536枚減少の54万6600枚と、4週ぶりに減少に転じました。
7月米農務省需給報告で、2024-2025年度米国産コーンの生産量が過去3番目の豊作になるとの見通しが示される中、反発力は弱く、引き続き上値の重い展開が続いております。
また、米中西部で生育に適した天候が続く中、今後イールドが引き上げられるとの見方も上値を抑えている模様。なお、8月の需給報告からは実地調査に基づいた報告となります。
シカゴ大豆のネット・ロングは前週比1万1353枚減少のマイナス16万1503枚と、7週連続で減少。30週連続でネット・ショートを維持。
シカゴ小麦のネット・ロングは前週比1281枚減少のマイナス3万6067枚と、3週ぶりに減少に転じております。ただ、93週連続でネット・ショートとなっております。
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