シカゴ主要3穀物のネット・ロング
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米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のシカゴ主要3穀物(コーン、大豆、小麦)合計のネット・ロングは7月30日時点で前週比2万8610枚減少のマイナス42万3600枚と、減少に転じました。48週連続でネット・ショートを維持しております。
銘柄別に見てみると、シカゴ・コーンのネット・ロングは前週比9510枚増加のマイナス21万2442枚と、3週連続で増加。ただ、11週連続でネット・ショートとなっております。
内訳をみるとロングは同1万4236枚減少の30万8633枚と、減少に転じた一方、ショートは同2万3746枚減少の52万1075枚と、3週連続で減少。
過去3番目の豊作が見込まれる中、上値の重い展開が続いております。目先は8月12日に発表される8月米農務省需給報告に注目が集まりそうです。8月からは実地調査に基づく数字が示されますが、現状作柄が良好であることから、イールドが上方修正されるとの見方が拡がっております。ただ、「豊作に売り無し」と言う格言がある様に、8月の需給報告を受けて、市場が豊作を織り込み、一旦底打ちし易い傾向が例年あります。
シカゴ大豆のネット・ロングは前週比2万9477枚減少のマイナス16万7900枚と、減少に転じております。32週連続でネット・ショートを維持。
シカゴ小麦のネット・ロングは前週比8643枚減少のマイナス4万3258枚と、同じく減少に転じております。95週連続でネット・ショートとなっております。
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