ダウ工業株30種平均

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昨晩のダウ工業株30種平均は、前営業日比61.07ドル安の46504.67ドルで終了。

中東情勢が一段と緊迫化する中、3月20日の安値45369.39ドルを下回り、3月30日に45057.28ドルまで下げて年初来安値を更新。ただ、節目の45000ドルを維持したことから、3営業日ぶりに反発に転じました。

トランプ米大統領が対イラン軍事作戦の早期終結の可能性を示唆したことが好感されて3月31日は急伸となり、4営業日ぶりに46000ドル台を回復。翌4月1日に46803.36ドルまで上昇する場面も見られております。ただ、200日平均線を上抜くことは出来ず。

トランプ米大統領がイラン情勢を巡る米国民向けの演説で「目標達成は近づいている」と強調した一方、「今後2~3週間は激しく攻撃する」と述べたことから、戦闘の早期終結期待が後退。投資家のリスクオフ姿勢が再度強まる中、45897.24ドルまで下げる場面も見られております。

イランの友好国限定ではあるものの、ホルムズ海峡を通過する船舶も出始めております。一方で、トランプ米大統領はイラン情勢を巡る米国民向けの演説で戦闘終結に向けた道筋を示さず、「イランを石器時代に引き戻す」と表明。2日にSNSにイラン最大の橋が崩壊したと投稿し、「イランは手遅れになる前に合意すべき時だ」と強調しました。イランの重要インフラへの攻撃を始めたことを受けて、米国が大規模な軍事攻撃を実施するとの懸念が出始めております。

イランのアラグチ外相が6ヶ月間の戦闘への備えがあると述べ、長期戦を辞さない構えを示したことから、戦闘の長期化懸念も依然強いようです。そのため、原油価格の先高観は根強く、間もなく始まる米企業の決算発表で収益の見通し引き下げや悪化懸念を誘う内容が出るとの警戒感が上値を抑えている模様。

テクニカル的にMACDはゴールデン・クロスとなったものの、200日平均線を上抜くまでは下値不安が払しょくされづらいだけに、中東情勢が一段と緊迫化するようだと、再度45000ドル割れを試すことも想定されます。中東情勢の先行き不透明感が強い中、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は不安心理が高まった状態とされる20を上回って推移しております。中東情勢をにらみながら、引き続きボラティリティの高い局面が続きそうです。

◆バフェット氏、プライベートクレジット巡る不安拡大の可能性

米投資会社バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長は3月31日にCNBCテレビとのインタビューで、プライベートクレジット(ノンバンク融資)を巡る不安が拡がっていることに関して、「全てのことが相互に関連し、あるところで起きた問題は別のところに広がる」と警戒感を示しました。

◆マスク氏のスペースXが上場申請

起業家マスク氏率いる米スペースXが米国で新規株式公開(IPO)を申請した模様。米メディアは、早ければ6月にも上場すると報じております。なお、ブルームバーグ通信はスペースXの調達額が最大750億ドルに上り、2019年のサウジアラムコ(約290億ドル)を上回って過去最大のIPOになる見通しだと報じております。

 

 

VIX指数

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