ダウ工業株30種平均

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ダウ工業株30種平均は、2026年7-9月期米企業決算を期待した買いが株価を下支える中、10月8日から12日まで3営業日続伸。13日に52317.32ドルまで上昇するも、100日平均線がレジスタンスとして意識される中、一段高とはならず。

中国との競争激化への警戒から、一部の半導体メモリー関連株が売られる中、9月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、FRBによる早期利上げ観測が再燃したことを受けて、翌14日も続落となりました。高金利が人工知能(AI)投資の制約になるとの懸念から人工知能(AI)・半導体関連銘柄が売られる中、一時51365.42ドルまで下げるも、ヘルスケアや消費関連などのディフェンシブ株に買いが入り、相場を下支えた模様。

9月米卸売物価指数(PPI)も前年同月比6.3%上昇と、市場予想(5.5%上昇)を上回り、インフレ圧力の高まりが改めて意識されたものの、企業の資金調達コストが一段と増えるとの懸念からハイテク株が急落したことを受けて「安全資産」として米国債が買われたため、米長期金利が低下。15日は反発に転じて9月21日以来の52000ドル台を回復しました。

米長期金利が高止まりする中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7日から15日まで7営業日続落中。一方で、相対的に信用力が高く、安定した収益が見込まれるアップルやマイクロソフトなど超大型ハイテク企業である「マグニフィセント7」に消去法的な買いが入っているようです。M7で構成されているETFである「ラウンドヒル・マグニフィセント・セブン(MAGS)」は13日に最高値を更新しております。

中東情勢を巡る先行き不透明感は強い上に、世界的に金利の上昇が続く中、積極的には買いづらい地合いが続いておりますが、企業業績の拡大期待を背景に米国株の先高観は根強いだけに、引き続き米主要企業決算を眺めながらの展開が続きそうです。

テクニカル的にはMACDがゴールデン・クロスとなる中、ボリンジャー・バンドもバンドの拡大気配が出始めております。そのため、100日平均線や50日平均線及び、8月5日を起点としたダウン・トレンドを突破して、8月5日の高値54744.33ドルから10月1日の安値50546.54ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準52645.44ドルを上抜くようですと、9月4日以来の53000ドル台を意識した動きになって行くことも想定されます。

◆ゴールドマン、世界株「オーバーウエート」に引き上げ

米金融大手ゴールドマン・サックスは10月12日に、世界株式の今後3ヶ月の投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げると発表。企業利益の拡大が株価を支えているほか、決算シーズンを前にバリュエーションの魅力が高まっていると指摘しております。

原油高に伴うインフレ再燃や高金利の長期化に対する懸念や、企業や政府の債務増加が世界的な債券売りを引き起こすなど逆風が吹いているにもかかわらず、最近の株価下落によって第3四半期決算発表を前に株式の買い場としての魅力が高まっているとしました。今回の引き上げで、今後3ヶ月の投資判断を、既に強気としている12ヶ月の判断に揃えております。

 

SOX指数

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