ダウ工業株30種平均

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昨晩のダウ工業株30種平均は前営業日比299.90ドル高の39134.76ドルで終了。

6月14日に38305.85ドルまで下げる場面も見られたものの、FOMC(米連邦公開市場委員会)を受けて、改めて年内の利下げ観測期待が高まる中、今週は週明け17日から20日まで3営業日続伸中。6月20日は一時39232.50ドルまで買い進められるなど、5月24日以来の39000ドル台を回復しております。

FRB高官からは、引き続き「タカ派」な発言が目立つものの、5月米小売売上高が前月比0.1%増に留まり、市場予想(1.2%増)を大幅に下回るなど、米経済指標は冴えない内容のものが多く、FRBによる早期利下げ期待が再度強まる中で、米長期金利が低下傾向にあることから、相対的な割高感が薄れたハイテク株を中心に買われている様です。今週もハイテク株中心のナスダック総合指数やS&P500種株価指数は、連日で最高値を更新しております。

チャートの形はWトップ型が意識され始めており、2番天井を付ける可能性もありますが、テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスとなっただけに、目先は50日・100日平均線をサポートに、39000ドル台を維持しつつ、引き続き上値を試す動きが続くか注目されます。

 

 

 

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