ダウ工業株30種平均
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昨晩のダウ工業株30種平均は前営業日比36.26ドル高の39164.06ドルで終了。
6月17日から24日まで5営業日続伸。6月20日に5月24日以来の39000ドル台を回復。6月24日に39571.23ドルまで買い進められる場面も見られるも、終値で節目の39500ドルを突破出来ず。約1ヶ月ぶり高値を付けたことに加えて、四半期末を控える中でポジション調整の動きが強まり、その後は上値の重い展開が続いております。ここまで相場を牽引して来たエヌビディアが調整地合いを強める一方で、出遅れ感のあったアマゾンに買いが集まり、指数を下支えしている様です。
1-3月期米実質GDP(国内総生産)確定値は、改定値から小幅上方修正されたものの、個人消費は引き下げられ、GDPの約7割を占める個人消費の減速が鮮明となっております。6月28日に発表される5月米個人消費支出(PCE)物価指数で、インフレ鈍化が確認される様ですと、改めてFRBによる早期利下げ期待が高まり、見直し買いが入る可能性もありそうです。
米主要企業の4-6月期決算発表が本格化する7月半ばまで、新規材料に乏しいとの見方もあり、引き続き狭いレンジの動きが続くとの見方が多い様です。チャートの形は、引き続きWトップ型が意識されており、2番天井を付ける可能性もありますが、50日・100日平均線をサポートに、39000ドル台を維持しつつ、引き続き上値を試す動きが続くか注目されます。
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