トルコの政策金利

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トルコ中央銀行は5月23日に金融政策決定会合を開催し、主要政策金利の一週間物レポ金利を年50.00%で据え置くことを決定しました。据え置きは2会合連続。高金利がもたらす経済活動への悪影響に配慮して利上げを見送っております。

中銀は声明で、従来と同じく「インフレ基調が大幅に低下するまで金融引き締めを維持する」と強調し、インフレ対策を続ける姿勢を示しております。4月トルコ消費者物価指数(CPI)は前年同月比69.8%上昇と高止まりしております。

カラハン中銀総裁は5月9日の記者会見で、5月のインフレ率は「75~76%とピークを迎える」と指摘。その後は低下基調へ転じるとの見方を示しました。一方で、中銀は年末のインフレ率見通しを36%から38%に引き上げており、インフレ沈静化を達成できるかは不透明な情勢。

 

 

 

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