トルコの政策金利
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トルコ中央銀行は9月19日に金融政策決定会合を開催し、主要政策金利である1週間物レポ金利を年50.00%で据え置くことを決定しました。据え置きは6会合連続。中銀は声明で、「インフレ基調が大幅に低下するまで金融引き締めを維持する」と従来の方針を強調しております。
◆南アフリカ中銀、0.25%利下げ
南アフリカ準備銀行(中央銀行)は9月19日に金融政策決定会合を開催し、主要政策金利のレポレートを0.25%引き下げて、8.00%にすることを全会一致で決定しました。利下げは2020年7月以来4年2ヶ月ぶり。
中銀は声明で、インフレの上振れリスクとして食料品価格や電力価格を懸念。中東紛争の悪化など地政学的リスクも高まっており、さらなる経済ショックを引き起こす可能性があるとし、今後の政策運営について慎重に対応する必要があるとしております。
◆ブラジル中銀、2年ぶりに利上げ
ブラジル中央銀行は9月18日に金融政策決定会合を開催し、政策金利を0.25%引き上げて10.75%にすることを決定しました。利上げは2022年8月の会合以来、約2年ぶり。インフレ再燃を受けた措置で、利上げは2022年8月以来約2年ぶり。
中銀は声明で「(新たな)サイクルが始まったばかりだ」とし、追加利上げを示唆。「経済活動や労働市場の指標は予想以上の強さを示している」と指摘。インフレ指標も上振れリスクがあるとの見方を示した上で、「こうしたシナリオでは引き締め的な金融政策が必要になる」と利上げの理由を説明しております。
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