ブリッジウォーターの金ETF持ち分(四半期別)

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米証券取引委員会(SEC)に提出された2023年3月末の保有有価証券報告書によると、世界最大のヘッジファンドで米著名投資家レイ・ダリオ氏が創業したブリッジウォーター・アソシエーツの金ETF(上場投資信託)である「SPDRゴールド・シェア」の持ち分は2.85トン(89万口)となり、前期末比1.09トン減少しました。減少は6四半期連続。

また、金ETFとしては2番目に規模の大きい「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の持ち分も5.96トン(186万口)と、同1.34

トン減少しております。減少は10四半期連続。

「SPDRゴールド・シェア」に関しては、ファースト・イーグルは同0.05トン減となり、2四半期連続で減少。キャクストンも同0.17トン減少となっております。

なお、米生命保険大手ノースウェスタン・ミューチュアルの「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の持ち分は87.30トン(2715万口)と、前期末比1.71トン増加しました。前期は6四半期ぶりに減少に転じ、ノースウェスタンが金ETFを積極的に買い始めた2020年4-6月以降で持ち分は最小となっていました。3月末時点の「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の金保有残高は444.35トンで、19.6%を保有している計算となります。

米国の大手機関投資家は、四半期ごとに米証券取引委員会(SEC)に「フォーム13F」という報告書を提出し、保有銘柄を開示する義務があります。

 

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