米国産コーン需給

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米農業調査会社プロファーマーは8月23日に、同社主催で8月19日から22日までの4日間、7州で実施した「クロップツアー」による実地調査に基づく収穫見通しを公表。

2024-2025年度米国産コーンの生産量を149億7900万ブッシェルとし、米農務省(USDA)の8月見通し(151億4700万ブッシェル)を下回るとの見方を示しました。ただ、実現すれば過去4番目の高水準となります。イールドは181.1ブッシェルと予測(米農務省の8月見通しは183.1ブッシェル)。コーンベルトの7州のうちミネソタ州を除く6州でコーンのイールドが平均を上回ると予想されております。

2024-2025年度米国産大豆の生産量は47億4000万ブッシェルとし、米農務省(USDA)の8月見通し(45億8900万ブッシェル)を上回る見込み。実現すれば過去最高となります。イールドは54.9ブッシェルと予測(米農務省の8月見通しは53.2ブッシェル)。

米国の産地の大半で、作物にとってほぼ理想的な天候が続いたため、豊作見通しが強まっております。また、一部地域では大豆の方がコーンより生産コストが安いため、大豆生産が活発となったとしております。冬小麦が適切な時期に収穫出来たことも大豆の生産を促した様です。

 

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