ユーロ・米ドル(月別)

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7月13日のNY市場で、ユーロは対ドルで一時0.9996ドルまで下げて、1ユーロ=1ドルの「パリティー(等価)」を約20年ぶりに割り込みました。

6月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る内容だったため、FRBが積極的な利上げを継続するとの見方が台頭。一方、ロシアのウクライナ侵攻を背景に、欧州経済はリセッション(景気後退)入り懸念が強まる中、欧州中央銀行(ECB)の利上げは続かないとの見方が拡がっております。そのため、米欧金利差がさらに広がるとの連想につながったことが、「等価」割れの最後の一押しとなった様です。

独2年債と米2年債の推移

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