ユーロ・ドル

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週後半に、毎年恒例のカンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控える中、ドル独歩高が進行しております。FRB高官による積極的な利上げを支持する発言が相次ぐ中、パウエル議長も「タカ派」なコメントを出すとの警戒感が拡がり、米長期金利が上昇。金利差拡大を期待したユーロ売り・ドル買いの動きが強まっております。

また、欧州中央銀行(ECB)が積極的な金融引き締め姿勢を維持すれば景気悪化を招くとの警戒感が根強い中、欧州へのロシア産ガスを巡る供給不安が再燃。7月中旬以来約1ヶ月ぶりにパリティー(等価)を割込み、約20年ぶりの安値を更新する場面も見られております。

今晩は 8月購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表されます。市場予想を下回る結果となる様だと、一段安になる可能性もありそうです。

なお、ブルームバーグ通信によると、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は会議に出席しない様ですが、8月27日にシュナーベルECB理事が講演する予定。

 

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