NY原油

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既報通り米財務省は10月22日に、ロシアの石油最大手ロスネフチと同2位のルクオイルを経済制裁の対象に加えたと発表しました。ロシアの原油生産量の半分を2社が占めるとされます。

◆中国国営石油大手、ロシア産原油の調達停止か

ロイター通信によると、ウクライナ侵攻を続けるロシアの石油大手ロスネフチとルクオイルに米国が制裁を科したことを受けて、中国国営石油大手が海上輸送によるロシア産原油の調達を停止した模様。中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)と中国石油化工(シノペック)、中国海洋石油集団(CNOOC)、振華石油が、制裁に関する懸念を理由に、少なくとも短期的に調達を控えているようです。

一方で、中国の独立系製油業者は制裁の影響を見極めるためロシア産原油の調達を一時停止するとみられるものの、調達を継続する方向で検討する可能性があるとしております。

◆印製油大手、西側の対ロ制裁順守表明

インド最大のロシア産原油購入業者の複合企業リライアンス・インダストリーズは声明で、西側の対ロシア制裁に従う方針を示しました。ただ、供給業者との現行の関係は維持するとしております。同社はロシア石油大手ロスネフチと長期契約を結び、日量約50万バレルのロシア産原油を購入しております。

 

 

 

 

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