中国の金準備と米国債保有額
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中国人民銀行(中央銀行)が1月7日に発表した昨年12月末の外貨準備の内訳によると、金の保有量は約2010トンと、前月末から約30トン増加しました。前月も32.0トン増加しており、2ヶ月連続で増加となっております。
一方、中国は米国債の保有額を引き続き減少させております。昨年10月時点の保有額は前月比240億ドル減少の9096億ドルで、2ヶ月連続で減少。2010年6月(8437億ドル)以来の低水準となっております。米欧日によるロシア中央銀行の海外資産凍結に衝撃を受けて、ドル依存脱却を進めているとの見方が出ております。
なお、外貨準備は3兆1277億ドルと、前月末から1021億ドル増加。3カ月連続で増加となっております。米利上げのペースが鈍化するとの見方が広がる中で、ドル高が一服する中、ドル換算の評価額が上がった模様。
中国の外貨準備
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