中国のGDP
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中国共産党は12月9日に、中央政治局会議を開き、経済政策などについて議論。2025年の経済政策に関して「より積極的な財政政策と適度に緩和的な金融政策を実施する」と共に、政策手段を充実させて「超常規(非通常的な)逆周期調整」を強化するとの方針を打ち出しました。
金融政策を巡り「適度に緩和的」との表現を用いるのはリーマン・ショック後の2009年以来。2011年からは中立に近い「穏健」という言葉を使用しておりました。また、中国経済メディアの第一財経(電子版)は、共産党の重要会議で「超常規」との文言が提起されたのは初めてと指摘。今後の経済政策が一段と多様化するとの見方が拡がっております。
とは言え、市場が期待していた財政出動などの景気刺激策は打ち出されていなく、今週開催予定の経済運営方針を決める中央経済工作会議に注目が集まっております。
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