中国の政策金利
↓クリックすると拡大します↓
中国人民銀行(中央銀行)は、事実上の政策金利に当たる最優遇貸出金利(LPR)1年物を年3.55%、住宅ローン金利の目安となる期間5年超の金利は年4.20%と、それぞれ0.1%ずつ引き下げると発表しました。引き下げは2022年8月以来、10ヶ月ぶり。不動産市場の低迷など景気の回復ペースが鈍る中、利下げで需要を刺激する狙い。1年物は優良企業に適用する貸出金利の参考となっており、事実上の政策金利と位置付けられております。
中国人民銀行は6月15日に、市中銀行向けに1年間の短期資金を融通する場合の金利を0.1%引き下げて、年2.65%としたことから、市場ではLPRの引き下げ観測が拡がっておりました。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。