中国の政策金利
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中国人民銀行(中央銀行)は、事実上の政策金利に当たり、優良企業向け貸出金利の指標である最優遇貸出金利(LPR)1年物を3.35%とし、前月から0.10%引き下げると発表しました。引き下げは11ヶ月ぶり。また、住宅ローン金利の指標となるLPR5年物も3.85%と、同じく前月から0.10%引き下げております。人民銀行は毎月公表し、事実上の政策金利と位置づけております。期間が異なる2つのLPRを同時に下げるのは昨年6月以来、13ヶ月ぶり。2つのLPRを同時に下げ、景気回復を促す狙い。
また、中期貸出ファシリティー(MLF)融資の担保要件を今月から引き下げると発表。市場における債券の需給圧力を緩和する措置だとし、市場で取引可能な債券の規模拡大につながるとしております。
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