中東諸国の金準備

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有力産金界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が9月6日に発表したレポートによると、7月の公的機関の金準備は前月比34.84トン減少の35392.93トンでした。減少5ヶ月連続。最も増加した国はカタール(+15.6トン)、最も減少した国はウズベキスタン(-11.1トン)でした。

6月はイラクが34.0トン購入、7月はカタールが15.6トン購入するなど、最近では中東諸国の買いが目立っております。なお、ロシアは2月以降については金準備の残高を公表されておりません。

国別にみると、インドは前月比12.5トン増となり、15ヶ月連続で増加。増加幅は昨年8月(20.7トン)以来の大きさとなりました。

トルコは同11.6トン増となり、8ヶ月連続で増加。ウズベキスタンは同8.7トン増となり、4ヶ月連続で増加。一方で、カザフスタンは同11.1トン減となり、4ヶ月ぶりに減少に転じております。

 

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