米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は1月28日に、世界の終わりまでの猶予時間を象徴的に表す「終末時計」の針について、人類滅亡を示す午前0時まで「あと89秒」に設定。昨年の90秒から1秒進み、これまでで最も破滅に近づいております。

同誌は声明で「明白な危険の兆候があるにもかかわらず、世界の指導者と社会は軌道修正のための行動を起こさなかった」と指摘。特に核戦争のリスクに警鐘を鳴らした。声明はロシアのウクライナ侵攻などが偶発的に核戦争に発展する可能性を懸念。核兵器を多く保有する米国、ロシア、中国には「世界を危機から救う最大の責任がある」とし、回避に向けた対話の開始を訴えております。また、急速に進歩する人工知能(AI)が戦争で使用された場合に生じる混乱、気候変動による自然災害の頻発などにも注意を呼び掛けました。同誌は原爆開発に関わった米科学者たちが広島、長崎への原爆投下後に創刊。終末時計は1947年に初めて発表されました。

 

 

 

 

 

 

 

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