日経平均株価 12月の日別騰落率(掉尾の一振)

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今年も残すところ、あと5営業日(12月23日時点終了時)となり、「掉尾の一振」が意識される時期となりました。1992年から2021年の過去30年間の値動きを見てみると、上記のグラフの様に12月25日以降は上げ易い傾向があります。ただ、2012年から2021年の過去10年間で見てみると、大納会は3回上昇7回下落。直近6年は連続で下落となっており、今年こそは上昇して終われるか注目されそうです。

「掉尾の一振(とうびのいっしん)」とは、大納会に向けて株価が上昇しやすいというアノマリーの1つで、年末の節税対策の売りや機関投資家の利益確定売り等の売りが一巡し、売り圧力が弱まる中、企業の業績上方修正を好感した買いや、個人投資家の新年相場への期待の買い、ファンドや海外投資家からの期末のドレッシング買いなどで、年末は株価が上昇し易い傾向があります。

 

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