NY白金
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先週のNY白金(中心限月)は、前週比47.4ドル高の2059.3ドルで終了。3週ぶりに反発に転じております。
4月23日から29日まで5営業日続落。米国とイランの戦闘終結に向けた協議に先行き不透明感が強まる中、4月27日に終値では7日以来の2000ドル割れとなり、4月29日に1880.1ドルまで下げる場面も見られております。ただ、安値拾いの買いが入る中、終値では1900ドルを維持。
原油相場の上昇が一服したことに加えて、日本政府・日銀が円買い介入を実施したことを受けて円が急騰する中、ドル売りの流れが対円以外の主要通貨にも波及。相対的にドル建て商品に割安感が生じる中で、買い拾われて4月30日は6営業日ぶりに反発に転じました。
翌5月1日に5営業日ぶりに2000ドル台を回復。2000ドルを挟んだ揉み合いが続く中、米国とイランの戦闘が終結に近づいているとの見方から原油相場が急落。「有事のドル買い」が弱まる中、相対的にドル建て商品に割安感が生じたことや米長期金利の低下を受けて、6日に急伸。10営業日ぶりに50日平均線を上抜く中、翌7日に2113.6ドルまで上昇する場面も見られております。
トランプ米大統領の訪中を控える中、米国とイランが戦闘終結で合意出来るかが焦点となりそうです。テクニカル的には一目均衡表の雲に入り込んで来ただけに、50日平均線を維持しつつ1月26日の高値2925.0ドルから3月23日の安値1703.0ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準2169.8ドルや100日平均線を上抜くようですと、半値戻し水準2314.0ドルを意識した動きになることも想定されます。
一方で、50日平均線を維持出来ないようですと、再度2000ドル割れを試しそうですが、根強い供給懸念を背景に実需を中心とした安値拾いの買いが相場を下支えしそうです。18日から毎年恒例の「ロンドン・プラチナ・ウィーク」がスタートするだけに、しばらくはPGM市場に注目が集まりそうです。
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