NY白金(日足)

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比44.1ドル高の1046.0ドルで終了。3週連続で上昇しております。

6月26日に1024.2ドルまで買い進められる場面も見られたものの、四半期末を控える中で上昇一服。フランス国民議会(下院)選挙や英総選挙を控える中で、欧州の「政治リスク」が意識され始めていることに加えて、6月中国製造業PMIが節目の50を2ヶ月連続で下回ったことを受けて、中国の景気減速懸念が再度拡がる中、上値を追いづらい地合いとなる中、50日平均線を挟んだ揉み合いが継続。

ただ、6月米雇用統計を受けて、相関性の強い金が大幅続伸となった事が好感されて、7月5日に急伸。5月20日の高値1105.0ドルから6月13日の安値945.7ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%戻し水準1044.1ドルを上抜き、1049.8ドルまで買い進められる場面も見られております。

目先は、このまま節目の1050ドルを突破出来るか注目されます。ただ、5月に1050ドル台を回復した際は高値を維持出来ず。買い方の利喰い売りに押される展開となっており、新規材料に乏しい中、今回も徐々に買い方の利喰い売りに押される展開が想定されます。ただ、テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスを維持する中、押し目は引き続き買い拾われそうです。

 

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