NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比17.9ドル高の1363.1ドルで終了。3週連続で上昇しております。

注目された米ロ首脳会談は停戦合意などで具体的な進展は無かったものの、トランプ米大統領がロシアへの追加制裁を当面見送ると表明したため、白金族の供給懸念が後退する中、8月15日にサポート・ラインとして意識されて来た50日平均線を割り込みました。その後、19日まで3営業日続落。イベントを控えてポジション調整の動きが強まる中、20日に1299.5ドルまで下げる場面もみられたものの、終値では引き続き1300ドルを維持しております。

パウエルFRB議長が、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演し、雇用の下振れリスクが増大しているとした上で、「政策スタンスの調整が必要になる可能性がある」と発言。利下げの検討を慎重に進める考えを示唆したことから、9月FOMC(米連邦公開市場委員会)で利下げ再開されるとの見方が市場で拡がり、1385.1ドルまで上昇する場面もみられております。ただ、パウエル議長は「金融政策は既定のコースにはない」と述べ、今後も「データ次第」で判断する姿勢を強調したため、高値を維持することは出来ずとなっております。

パウエル議長の発言を受けて、9月の利下げを市場が織り込み始めている上に、テクニカル的にもMACDが下げ止まりの動きを見せていることから、引き続き底堅い展開が続きそうです。レジスタンスを受け始めている50日平均線を上抜くようですと、再度1400ドル超えを試すことも想定されますが、FRBの利下げペースを占う上で、9月5日に発表される8月米雇用統計に注目が集まる中、しばらくは様子見姿勢が続くことが想定されます。

 

 

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