NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比28.3ドル安の1826.0ドルで終了。2週連続で下落しております。8月21日に1921.4ドルまで上昇するも、200日平均線を上抜くことができず。上値の重さが意識され始めたことに加えて、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控えて様子見ムードが強まる中、1800ドル台で揉み合う展開が続いていたものの、ウォーシュFRB議長の講演を受けて、FRBによる早期利上げ観測が再燃する中、8月31日に急落。9月2日まで3営業日続落となり、2日に1717.9ドルまで下げる場面も見られております。

50日平均線を維持したことで安値拾いの買いが入り始める中、FRBのウォラー理事のハト派的な発言を受けて、FRBによる早期利上げ観測がやや後退したため米長期金利が低下したほか、ドルが主要通貨に対して売られる展開となり、相対的にドル建て商品に割安感が生じたことが好感される中、3日は一時1845.2ドルまで上昇するなど、4営業日ぶりに反発に転じたものの、堅調な8月米雇用統計を受けて急落。4日に1785.1ドルまで下げる場面も見られております。

今週は10日に8月米卸売物価指数、11日に8月米消費者物価指数と、15、16日の両日にFOMCを控える中で米インフレ指標の発表が相次ぎます。ウォーシュFRB議長がジャクソンホール会議での講演で金融引き締めに前向きな姿勢を示した一方、FRB高官の意見は割れ始めており、9月のFOMCは「ライブな会合」(結果が事前には定まっておらず、金融政策の変更が実施される可能性がある会合)になるとの見方が強まっております。9月5日からFRB高官が金融政策に言及できないブラックアウト期間に入るため、来週は経済指標の発表に一喜一憂する展開となりそうです。テクニカル的にはMACDが下げ止まりの動きを見せる中、引き続き100日平均線を中心に50日平均線と200日平均線のレンジの動きが続きそうです。

また、白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」は9日に最近の需給レポートを公表する予定。2026年の世界白金需給が4年連続で供給不足となるとの見方が根強い中、改めて需給のひっ迫感が意識されるようだと、底打ち感が強まりそうです。

 

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