NY金
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先週のNY金(中心限月)は、前週末比66.5ドル高の5046.3ドルで終了。2週連続で上昇しております。2月2日に4423.2ドルまで下げるも、50日平均線がサポート・ラインとして意識される中、終値では4500ドルを維持。下値不安が和らぎ5000ドル超えを試す展開が続いたものの、終値で5000ドル台を回復することは出来ず。CMEが証拠金引き上げを再び発表したことが嫌気されて、6日に4670.0ドルまで下げるも、引き続き安値は買い拾われております。
イラン情勢の緊迫化懸念から「安全資産」として金が選好される中、9日に終値では1月29日以来、7営業日ぶりに5000ドルを回復。ブルームバーグ通信が、中国当局が金融機関に米国債保有を抑制するよう勧告していると報じたことから、米国資産への偏重を見直す動きが世界で加速するとの見方が浮上。11日に5144.5ドルまで上昇する場面も見られております。
ただ、1月米雇用統計で非農業部門就業者数が前月比13.0万人増と、前月(改定値、4.8万人増)から大幅に増加。失業率も前月から改善するなど、米雇用の底堅さが示されたことを受けて、FRBの早期利下げ観測が後退したことから、12日は反落。再び5000ドルを割り込んだものの、1月消費者物価指数(CPI)が前年同月比2.4%上昇と、伸び率は前月(2.7%上昇)から鈍化。市場予想(2.5%上昇)を下回り、昨年5月以来の低水準となったため、13日は反発に転じております。
引き続きボラティリティの高い動きが続いておりますが、中東の「地政学リスク」に加えて、米国自身が震源となって世界秩序を揺るがす中、「ドル離れ」の受け皿として金を選好する動きは続くとの見方は多い模様。急落後も大手金融機関が強気な見通しを示すなど先高感は根強い中、実需の買いが相場を下支えしそうです。
目先は5000ドル付近で値固め出来るかが焦点となりそうです。トランプ米大統領が次期FRB議長に指名したウォーシュ氏は「タカ派」のイメージが強い上に、1月米雇用統計で米雇用の底堅さが示されたことを受けて、FRBの早期利下げ観測が後退していますが、1月29日の高値5586.2ドルから2月2日の安値4423.2ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%戻し水準5141.9ドルを上抜くようですと、再度騰勢が強まることも想定されます。
SPDRゴールド・シェアの金保有残高
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最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は前週末比0.81トン増加の1077.04トンと、増加に転じました。
世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比0.36トン減少の500.19トンとなっております。
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