NY金(中心限月、月足)
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オンライン貴金属地金商大手、英ブリオンボールトが7月25日に発表した最新の顧客調査レポートによると、個人投資家の約半数(49.5%)が、金価格が年末までに10%上昇し、1オンス=2125ドル前後になると予想していることが明らかとなりました。同社の10万人以上の顧客のうち、1440人が回答。「20%上昇する」は全体の15%、「変化なし」は21%でした。
貴金属を購入する最も重要な目的は、「ポートフォリオ分散」が39%でトップ。次いで「インフレ対策」が32%でした。2023年後半に金など貴金属相場に影響を与える要因は、「金融政策」(33%)、「地政学リスク」(17%)、「財政支出」(16%)が挙がった様です。
なお、ブリオンボールトの調査責任者は、「インフレと金利見通しが緩やかになっていることに加え、中央銀行とアジアの消費者の強い需要によって金価格が下支えされている」と指摘。「年末までにさらに10%上昇する可能性はあり、経済の見通しが急激に悪化した場合は極めてその公算が大きい」と述べております。
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