NY原油

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NY原油(中心限月)は前営業日比0.18ドル高の91.48ドルで終了。堅調な8月米雇用統計を受けて、FRBによる早期利上げ観測が再燃する中、ドルが主要通貨に対して買われる展開となり、相対的にドル建て商品に割高感が生じる中、売りが先行。ただ、米国とイランの間で攻撃の応酬が続く中で安値は買い拾われて、5営業日続伸。終値ベースでは7月23日以来の高値で終了しております。

◆トランプ米大統領、イラン山岳地帯攻撃も

トランプ米大統領は9月4日にホワイトハウスで記者団に対して、イラン中部の核施設があるとされる「ピックアックス山」を「間もなく攻撃するかもしれない」と述べました。トランプ氏は、「ピックアックス山で活動している全ての人を把握している」と主張。「何か悪いことが起きれば、彼ら(イラン)を叩く」と語ったものの、具体的な情報には触れず。

なお、米中央軍は5日に、イランの主要原油積み出し拠点カーグ島付近などでイランの原油タンカー3隻に対して攻撃を仕掛け、破壊したと発表しました。また、同地域で警戒に当たっていた空母と駆逐艦がイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」の弾道ミサイル攻撃を受けたものの、回避に成功したとしております。

◆トランプ米政権、トルコの小規模投資銀に制裁

米財務省は9月4日に、中国からイランへの送金を仲介しているとして、トルコに拠点を置く「ゴールデン・グローバル投資銀行」とその子会社を制裁対象に指定したと発表しました。

◆バンス米副大統領、商船攻撃中止まで交渉応じず

バンス米副大統領は9月3日に、イランがホルムズ海峡で商船攻撃を停止しない限り、「イランと交渉することはない」と述べました。「(戦闘終結の)期限を人為的に設けることはしない」とし、作戦の長期化も辞さない構えを示しております。

トランプ米政権がイランに対して二次制裁を中心とした経済的圧力を強化していることについて、バンス氏は「中国は関与する用意がある」との認識を示しました。

◆イラン、ホルムズ付近に「制限区域」設置も

イランで外交や国防を統括する最高安全保障委員会のレザイ事務局長は9月6日に、ホルムズ海峡周辺に「制限区域」を設置する考えを表明しました。詳細は近日中に発表するとしております。制限区域は米軍が対イラン海上封鎖を実施するオマーン湾やペルシャ湾の一部を含み、イランが主張するホルムズ海峡の管理エリアを拡大するものとみられております。

 

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