公的機関の金準備

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有力産金界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表したレポートによると、5月の公的機関の金準備は前月比131.45トン減少の35436.95トンで、3ヶ月連続で減少となりました。3ヶ月連続の減少は2021年11月~2022年1月以来。減少幅は2019年6月(135.37トン減少)以来の大きさとなっております。

公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は12ヶ国、減少させた国は2ヶ国でした。最も増加した国はトルコ(+13.3トン)、最も減少した国はドイツ(-2.4トン)でした。

国別にみると、インドは前月比3.8トン増となり、13ヶ月連続で増加。トルコは同13.3トン増となり、6ヶ月連続で増加。また、カザフスタンは同6.3トン増、ウズベキスタンは同9.0トン増となり、共に2ヶ月連続で増加となっております。

他、フィリピン(+0.9トン)、エジプト(+0.1トン)、カタール(+5.5トン)、ベラルーシ(+0.1トン)、セルビア(+0.1トン)、エクアドル(+11.8トン)、モンゴル(+0.2トン)、アルバニア(+0.3トン)が増加。一方で、ドイツ(-2.4トン)、UAE(-0.3トン)が減少しております。

 

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