円の実質実効為替レート
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国際決済銀行(BIS)によると、昨年12月の円の実質実効為替レート(2020年=100)は71.31と、前月(71.11)から上昇。3ヶ月ぶりに上昇に転じております。
デフレが長引き、物価上昇率が他国を下回り続ける中、日本の実質実効為替レートは1995年4月(193.97)をピークに、水準を切り下げていたものの、ここ数年は幅広い通貨に対して円安が進んでいるため、実質実効レートが急速に切り下がっておりました。
実質実効レートは約60ヶ国・地域を対象に、様々な通貨の相対的な価値を物価変動と貿易量などを考慮して算出。他の国より物価上昇率が高ければ上がり、低ければ下がる特徴があります(1993年以前は日銀の推計値)。
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