円買い・ドル売り介入実績

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日銀が公表した5月7日の当座預金残高の見通しによると、為替介入を反映する「財政等要因」による減少額が4兆3600億円でした。為替介入を想定していない市場予想と3兆円強のずれが生じており、市場では4月29日に続いて円買い介入があったとの観測が強まっております。

日銀の当座預金残高の増減は、民間金融機関が日銀に預け入れている資金の動きを示し、円買い介入が実施されると、政府が金融機関から円資金を吸い上げることから、当座預金のマイナス幅が拡大します。

介入を実施したかどうかは、5月31日に公表する4月26日〜5月29日分の合計介入額で正式に明らかになる予定。なお、政府・日銀による1日当たりの円買い介入額は、2022年10月21日の5兆6202億円が最大となっております。

 

 

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