南アフリカの白金生産量(四半期別)

↓クリックすると拡大します↓

 

白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」が11月に公表した最新の需給レポートによると、2022年第3四半期(7-9月)の南アフリカの白金生産量は前年同期比17.9%減の30.7トンで、過去5年平均(32.5トン)を下回りました。

南アフリカでは引き続き計画停電が続いており、依然として前年同月比マイナスで推移しております。白金の採掘や精製には大量の電力を使用するため、停電による生産活動の停止により、今後も供給が回復するのに時間が掛かると見られております。

なお、WPICは2023年も電力供給への懸念が続くとの見方から、2023年の生産量は前年比0.9%増の125.9トンと予測しております。南アフリカは世界の白金生産の約7割を占めます。

 

南アフリカの電力生産量(月別)

↓クリックすると拡大します↓

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。