NY白金
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NY白金(中心限月)は続伸。ドル独歩高を受けて前日に833.7ドルまで下げる場面も見られたものの、南アフリカの国営電力会社エスコムが従来よりも大規模な計画停電を実施していることから、供給懸念を背景に買い拾われております。四半期末に伴うポジション調整の動きも出た様です。
NY市場は逆ザヤが続いており、800ドル台前半では、引き続き現物需給のタイト感が意識されそうです。NYMEXの白金認証在庫は9月26日時点で6.84トン。1ヶ月物リースレートは3%台前半と、低下傾向にありますが、認証在庫は引き続き減少傾向にあります。
なお、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ南部のヘルソン、ザポロジエ両州の独立を承認する大統領令に署名しました。
プーチン政権は計画通り、南部2州をいったん「独立国」とした上で、30日にロシアとの「編入条約」に調印する方針。東部のドネツク、ルガンスク両州も2月21日の大統領令で独立を承認しており、4州同時に編入する模様。改めて地政学リスクが意識される可能性もありそうです。
NYMEXの白金認証在庫とリースレート
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