米ガソリン小売価格

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米国ではメモリアルデー(戦没者追悼の日)に伴う連休から始まる夏のドライブシーズンが到来。ロシアのウクライナ侵攻後、WTI原油は概ね100ドルを上回って推移するなど、高止まりが続いております。

そのため、全米ガソリン平均小売価格は5月29日時点で1ガロン=4.619ドルと、過去最高値を更新し続けております。なお、昨年末は1ガロン=3.286ドルでしたので、昨年末から1.333ドル値上がりしたことになります。

 

米ガソリン在庫

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ただ、旺盛な需要を受けて、米ガソリン在庫は8週連続で減少中。昨年12月以来の低水準となっております。

 

米ガソリン需要

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上図の様に、ガソリン需要はドライブシーズンが始まる5月末から8月半ばにかけて、需要が拡大していく傾向があります。

米国では、新型コロナウイルス対策の緩和が進んだ春先以降、先延ばしした計画を実行に移す「リベンジ旅行」の需要が拡大しております。そのため、今後もガソリン需要拡大が見込まれるなど、需給の引き締まり感が強まっていることから、原油価格は当面高止まりが続くとの見方が多い様です。

 

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