日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比534.53円高の38920.26円で終了となり、3営業日続伸。4月米消費者物価指数(CPI)が3ヶ月ぶりに鈍化したことを受けて、FRBが年後半に利下げに動くとの見方が再度拡がる中、昨晩の米国市場で主要3指数が揃って最高値を更新したことが好感された様です。一時38949.38円まで買い進められる場面も見られるなど、再度25日平均線と75日平均線を上抜いて終了しております。世界的な株価が続く中、39000円台を回復出来るか注目されます。
なお、内閣府が発表した2024年1-3月期GDP(国内総生産、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%減、年率換算で2.0%減でした。マイナス成長は2四半期ぶり。内需の柱である個人消費が0.7%減と、4四半期連続で減少。認証不正が発覚した一部自動車メーカーの生産停止に加え、能登半島地震の被災地で経済活動が停滞したことが響き、輸出(5.0%減)や設備投資(0.8%減)も落ち込んでおります。
物価変動の影響を反映し、生活実感に近い名目GDPは前期比0.1%増、年率換算で0.4%増だった。年換算した実額は約599兆円。2015年に当時の安倍政権が掲げた60兆円の目標に近づいたものの、物価上昇が主な要因で、成長の実感は乏しい。
四半期別 日本のGDP
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