日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比385.76円高の33763.18円で終了となり、続伸。連休中の米国株高を受けて、幅広い銘柄に買いが入った様です。一時33990.28円まで買い進められるなど、昨年の終値ベースの高値33753円(7月3日)を上回り、1990年3月以来33年10ヶ月ぶり高値を更新しております。
昨年高値33853.46円(11月20日)を上回る場面も見られたものの、心理的節目の34000円が迫る中、買い方の利喰い売りに押された様で、高値を維持することは出来ず。11日に昨年12月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見ムードも強かった模様。
このまま34000円超えに手間取る様ですと、25日平均線辺りまで下げて来ることも想定されますが、1月からスタートした新NISA(少額投資非課税制度)経由の個人マネーが株価を下支えするとの見方が拡がっております。
なお、総務省が発表した昨年11月家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は28万6922円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.9%減少。9ヶ月連続でマイナスとなっております。
また、総務省が発表した昨年12月東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.1と、前年同月比2.1%上昇。28ヶ月連続でプラスとなったものの、上昇率は2ヶ月連続で低下。2022年6月(2.1%上昇)以来の低水準となりました。なお、2023年通年の平均は前年比3.0%上昇で、1982年(3.3%上昇)以来、41年ぶりの高い伸びとなっております。
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