日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比836.52円高の39098.68円で終了。米半導体大手エヌビディアの2023年11月-2024年1月期決算が市場予想を上回ったことが好感されて急伸。バブル期の1989年12月29日の高値38957.44円を上抜いて、一時39156.97円まで買い進めるなど、最高値を34年2ヶ月ぶりに更新。39098.68円で終了となり、終値ベースでも最高値を更新。初めて39000円台に乗せております。

テクニカル的(2月22日時点)には、25日平均線との上方乖離率は6.00%と、再び節目の5%を突破。相対力指数(RSI)も77.66%まで上昇するなど、買われ過ぎ感が再び強まっており、週明けは買い方の利喰い売りも出て来そうですが、引き続き押し目は買い拾われそうです。

東京証券取引所が打ち出した低PBR(株価純資産倍率)企業の改革に端を発する企業統治(ガバナンス)改善や企業の稼ぐ力の回復、脱デフレの期待などを背景に、海外勢の日本株選好が一段と強まっております。そのため、最高値更新は単なる通過点に過ぎず、40000円の大台を意識した動きが続くとの見方が多い模様。

なお、日本政府観光局が2月21日に発表した1月訪日外国人数(推計値)は268万8100人と、コロナ禍前で1月として過去最高だった2019年(268万9339人)とほぼ同水準に達しております。

 

 

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