日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比128.99円高の49512.28円で終了となり、3営業日ぶりに反発。1日の安値49215.96円を下回り、49077.81円まで下げる場面も見られたものの、節目の49000円を維持したことから買い拾われたようです。ただ、前日に引き続き25日平均線を下回って終了しております。
18、19日の両日に日銀金融政策決定会合が行われるため、引き続き積極的な買いが入りづらそうです。テクニカル的に25日平均線を下回り、一目均衡表の雲に入り込んできているだけに、このまま雲の上限もレジスタンスとして意識されるようだと、心理的節目の49000円を割り込むことも想定されます。
◆10月機械受注、前月比7.0%増
内閣府が発表した10月機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比7.0%増の9929億円でした。プラスは2ヶ月連続。基調判断は「持ち直しの動きがみられる」に上方修正しております。引き上げは昨年11月以来、11ヶ月ぶり。
◆11月貿易収支、5ヶ月ぶりに黒字
財務省が発表した11月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3223億円の黒字でした。黒字は5ヶ月ぶり。米国向け輸出が8ヶ月ぶりに増加に転じたことが要因。輸出額は前年同月比6.1%増の9兆7147億円、 輸入額は同1.3%増の9兆3924億円。なお、米国向けの輸出額は同8.8%増の1兆8168億円と、8ヶ月ぶりに増加に転じております。
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