日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比527.25円高の35577.11円で終了となり、5営業日続伸。1990年2月以来、約33年11ヶ月ぶり高値で終了しております。
一時35839.65円まで買い進められる場面も見られたものの、前日までの4営業日での上げ幅が1800円近くに達しており、買い方の利喰い売りに押された様で、高値を維持することは出来ず。テクニカル的にはMACDが上昇し始めている一方、相対力指数(RSI)は74%と、節目の70%を突破。また、25日平均線との上方乖離率は6.61%、200日平均線との上方乖離率は12.14%となるなど、テクニカル的にはやや買われ過ぎ感を意識させる指標も出始めております。
36000円台に乗せることが出来ない様だと、一旦は押し目を入れる可能性もありそうですが、日本株を買わないリスクが意識され始めており、「新値には黙ってつけ」という格言通りの展開が続くか注目されます。
なお、財務省が発表した昨年11月国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は1兆9256億円の黒字でした。黒字は10か月連続。資源価格の高騰が一服し、貿易赤字が縮小したことなどが要因。11月として過去最大の黒字幅となっております。
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