日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比1.28円安の40912.37円で終了となり、小幅ながら6営業日ぶりに反落。3月22日の高値41087.75円を上抜いて、一時41100.13円まで上昇し、最高値を更新する場面もみられたものの、最高値を更新した達成感や6月米雇用統計を控える中、買い方の利喰い売りに押された様で、終値で41000円台に乗せることは出来ず。

来週は、7月7日に行われるフランス国民議会の決選投票の結果次第で、リスクオフの動きが強まる可能性や、この時期恒例の指数連動型上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りへの警戒感が強まる可能性もありそうです。

ただ、テクニカル的に、7月5日時点で相対力指数(RSI)は72%で、やや節目の70%を上回って来ているものの、25日平均線との上方乖離率は4.4%と、依然節目の5%を下回っております。MACDの上昇が続く中、上値を探る動きが続くか注目されます。

なお、内閣府が発表した5月景気動向指数(2020年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.3ポイント上昇の116.5と、3ヶ月連続で改善。2019年9月以来の高水準となりました。基調判断も「下げ止まりを示している」に上方修正しております。

また、総務省が発表した5月家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は29万0328円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.8%減少。2ヶ月ぶりにマイナスとなっております。物価高による食料支出の減少などが響いた模様。

 

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