日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比4.54円高の29126.72円で終了となり、小反発。好決算や株主還元強化を発表した銘柄が買われた一方、4月米消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、円高・ドル安が進む中、輸出関連株などに利喰いが出た様です。
安値は29028.71円に留まるなど、引き続き29000円台を維持しております。また、前日は孕み線型で終了したものの、本日は陽線で終了したため、その効果は薄れたと見られております。
日銀の金融緩和が当面持続するとの見方が拡がっていることや、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行したことに伴い、欧米から遅れて本格化しているリオープン(経済再開)に対する期待感から、海外投資家が日本株のアロケーション(資産配分)を増やしていると見られており、引き続き年初来高値29278.80円を意識した動きが続きそうです。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、5月第1週(5月1日-5月2日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は4601億円の買い越しでした。買い越しは5週連続。
一方、個人は3174億円の売り越しでした。事業法人も37億円の売り越し。年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行も354億円の売り越しで、5週連続で売り越しております。
投資部門別売買動向(個人)
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