日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比354.96円高の39347.04円で終了となり、反発。中東の「地政学リスク」がやや和らいだことや、先週末の米国市場で主要3指数が揃って反発したことを受けて、半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買いが入った様です。

一時39617.36円まで上昇する場面も見られたものの、テクニカル的に5日・25日平均線がレジスタンスとして意識された様で、高値を維持出来ず。39000円台は回復したものの、MACDがデッド・クロスを維持する中、引き続き上値の重い展開が想定されます。

なお、内閣府が発表した3月景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比1.5ポイント低下の49.8と、2ヶ月ぶりに悪化しました。物価高を背景とした買い控えや天候不順が、小売業などでマイナスに響いた模様。基調判断は「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感が見られる」を維持しております。2~3ヶ月先の見通しを示す先行き判断指数(季節調整値)は前月比1.8ポイント低下の51.2と、5ヶ月ぶりに悪化しております。

また、厚生労働省が発表した2月毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価上昇の影響を反映した実質賃金は前年同月比1.3%減少。名目賃金の伸びが、物価上昇に追い付いていないため。マイナスは過去最長に並ぶ23ヶ月連続となっております。

 

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