日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比323.18円高の27333.79円で終了となり、反発。経営不安が高まっていた米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行に対して、JPモルガン・チェースなど米銀11行が預金の形で300億ドルを支援すると発表したことを受けて、投資家のリスクオフ姿勢がやや後退。最近の下落を受けた割安感もあり、買い拾われた様だ。

前日に続いて27000円を維持したが、200日平均線を上抜くことは出来ず。「三空」形成で底入れが近いとの見方もありますが、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることに加えて、「銀行連鎖倒産ドミノ」への警戒感から、しばらくはリスクオフの動きが続くとみられており、来週も上値の重い展開が続きそうです。

目先は、3月9日の高値28734.79円から3月16日の安値26632.92円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準27435.83円や200日平均線を上抜くことが出来るか注目されます。

 

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