日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比259.21円高の38211.01円で終了となり、反発。FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(7月30、31日開催分)が公表されて、大多数の参加者が「想定内のデータが今後も続けば、次回(9月)の会合で金融緩和をするのが適切になる可能性が高い」とみていたことが明らかとなったことや、米雇用統計の年次改定で過去の雇用者数が大幅に下方修正されたことを受けて、改めてFRBによる早期利下げが意識される中、昨晩の米国市場で主要3株価指数が揃って反発したことを受けて、買い拾われた様です。直近高値38236.39円(8月20日)を上抜いて、38408.19円まで買い進められる場面も見られております。

テクニカル的にMACDの上昇が続く中、7月11日の高値42426.77円から8月5日の安値31156.12円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%戻し水準38121.38円を上抜いただけに、このまま39000円超えをた試す動きとなるか注目されます。

ただ、明日は衆参両院の閉会中審査に日銀の植田総裁が出席する予定。また、米国では本日より毎年恒例の「ジャクソンホール会議」がスタート。23日にパウエルFRB議長の講演が予定されており、明日はイベントを控えて、ポジション調整の動きが強まる可能性もありそうです。

とは言え、決算シーズンを通過し、自社株買いが活発化していることに加えて、海外投資家の日本株買いも再開しており、押し目は引き続き買い拾われそうです。

 

 

 

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