日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比248.07円高の26422.05円で終了となり、反発。英イングランド銀行(中央銀行)は9月28日に、金融市場安定に向けて一時的に長期国債の買い入れを行うほか、10月上旬に始める予定だった英国債売却も延期すると発表。発表を受けて英国債利回りは低下。
急ピッチで上昇していた米長期金利も急低下するなど、世界的な債券市場の動揺がいったん落ち着いたことから、投資家のリスクオフ姿勢がやや和らいだ様です。
昨晩のダウ工業株30種平均が反発したことを受けて、東京市場でも買い安心感が広がった模様。足元の相場の下げが急ピッチだったことや、前日に終値では26000円を維持したことから、安値拾いの動きが出た様です。
前日も書いた様に、テクニカル的な割安感が強まっておりました。なお、本日は9月末の配当権利落ち日で、配当落ち分の223円程度、日経平均は下押しされた模様。
明日は、切り下がって来ている5日平均線を上抜いて、26500円台を回復出来るか注目されます。ただ、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は節目の30を上回って推移しており、米国株の反発が続くかは不透明な情勢。再び米長期金利が上昇し始める様だと、「ベアマーケット・ラリー(弱気相場の中での一時的な上昇)」に留まる可能性があります。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、9月第3週(9月20日-9月22日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、6754億円の売り越しでした。売り越し2週連続。一方、個人は2916億円の買い越し。2週連続で買い越しとなりました。
投資部門別売買動向(個人)
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