日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比457.20円高の34377.60円で終了となり、反発。

パウエルFRB議長が講演で、早期利下げに慎重な姿勢を示したことを受けて、昨晩の米国市場で主要3指数が揃って続落となったものの、日米関税交渉で為替に関する議論が無かったと報じられたことを受けて、円安基調が強まる中、安値拾いの買いが入り、34000円台を回復しております。

日米関税交渉の初会合が終了し、先行きに対する警戒感が後退。投資家のリスクオフ姿勢が和らいだ様です。ただ、具体的な交渉はこれからであり、為替に関しても、加藤財務相とベッセント米財務長官の間で元々議論すると見られていることから、このまま円高基調が一服するとの見方は少ない模様。

テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスを維持する中、週明けにも書いた様に34000円台を維持しつつ、このまま3月26日の高値38220.69円から4月7日の安値30792.74円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準34506.72円を上抜くことが出来るかが焦点となりそうです。

 

 

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