日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比69.33円高の39160.50円で終了となり、反発。

先週末の米国市場でハイテク株高となったことを受けて半導体関連株を中心に買いが入ったものの、高値は39332.55円に留まり、先週末の高値39468.47円を上抜くことは出来ず。5日平均線がレジスタンスとして意識される中、引き続き上値の重い展開が続いております。

10月以降、レンジ内の動きが続く中、今週から来週にかけて今年最後の「中銀ウィーク」となるだけに、様子見ムードが続くとの見方が多い模様。引き続き25日・200日平均線を維持しつつ、7月19日以来となる40000円台を意識した動きが続くか注目されます。

 

◆11月街角景気、3ヶ月ぶりに改善

内閣府が発表した11月景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比1.9ポイント上昇の49.4と、3ヶ月ぶりに改善しました。11月に入り気温低下で冬物衣料などが売れ、小売り関連が全体を押し上げた模様。基調判断は「緩やかな回復基調が続いている」と前月から据え置き。なお、2~3ヶ月先の見通しを示す先行き判断指数(季節調整値)は同1.1ポイント上昇の49.4と、同じく3ヶ月ぶりに改善しております。

◆10月経常黒字、前年同月比13.0%減少

財務省が発表した10月国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は2兆4569億円の黒字でした。21ヶ月連続で黒字となったものの、前年同月比では13.0減少。サービス収支が赤字に転換したことが響いた様です。なお、訪日客の増加で旅行収支は10月として過去最大となる5087億円の黒字となっております。

◆7-9月期GDP改定値、年率1.2%増に上方修正

内閣府が発表した2024年7-9月期GDP(国内総生産、季節調整済み)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、年率換算で1.2%増となっております。自動車や電子部品の輸出が上振れしたことから、11月発表の速報値(前期比0.2%増、年率0.9%増)から上方修正されました。2四半期連続のプラス成長を維持し、日本経済の緩やかな回復が続いていることが示されております。

 

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